ヘゴ付けが完了した。始めた日が10日で、日曜に終わったので一週間ほどかかったことになる。
この工夫の目的は、チランジアを屋外で密集させて設置し、保水性のあるヘゴと水苔を組み合わせることにより、周囲の湿度を上げることです。
その為の仕掛けは、現在の冬の室内管理で役立っている。筆者宅のように量が多い場合、全ての水苔を濡らせばラック温室のビニールを閉じなくてもある程度の湿度を維持できるようだ。ただし気温8度以上を保てない場合は極端にすると低温、高湿になってしまうのでやらない方が無難かもしれない。
以下はヘゴへの付け方詳細。
このカピタータの付け方は、今回最も多く採用した方法。まず長い水苔をヘゴ板に縦に並べて上部を縛る。その後、株をヘゴ板につける。成長期以外のことも考え、チランジアは水苔にほとんど触れていない.
応用編。写真はテヌイフォリアの一種。長い水苔が株の根元から垂れ下がっている。
適切な環境ならこれで腐ることはまず無い。水苔を株に縛り付けるようなことをすれば、腐るかもしれないが。
ボキッ…と折らないように太い針金で補強した。こういうことを色々やった為に非常に時間がかかってしまった。
以上で今回のヘゴ付けに関することは終わりにしようと思う。結論としては、とりあえず冬の室内の湿度上昇に役立っており、風邪やインフルエンザ予防に多少の効果があるということである。
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前回ヘゴ付けの記事を書いたばかりだが、今日もヘゴ付けの続き。
この方法は春からのベランダでの管理のため。常に次の季節と一年後を考慮します。
フックシー・フックシーとテクトラムは特に必要ないと思うので水苔は無しにした。テクトラムは乾燥に凄く強い。フックシーも見た目のイメージとは違い乾燥に弱くないし強健。
次にパラエンシスとアルベルティアナ。
パラエンシス
アルベルティアナ
パラエンシスは乾燥に弱いと言われており、アルベルティアナは間違いなく高湿度を好む。だから両方ともヘゴに水苔をくっつけまくって針金でグルグル巻きにした。周囲の湿度を上げ、チランジアはヘゴに着生も出来るので一石二鳥。
その他の種類ではベリッキアーナやブルボーサ、ブッツィーなどの多湿を好む種に良いかもしれないが、当ブログでの結果報告は春以降になる。
ところで、長い水苔はあらゆる場面で本当に使いやすいので、少々高くても良品を選んだ方が良い。ただし、150グラム程度では鉢植えに使うとすぐなくなる。
前回の分も含めて三分の二くらいをつけ終わった。結局3時間近くかかった。
まだ先は長い。
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この土日は、友人知人皆々様、池袋方面へ出向いている方が多いようですが、筆者は延々とヘゴ付け作業しております。
というのも、最近チランジアの入りが激しく、多くの株がただ置いてあるだけの状態だったからで、そのような株を放置したまま新たに購入する気にはなれません。
固定していないと栽培しているという意識が持てないのもあります。
(袋の上に立っている大きさ比較のためのリップ君を以後よろしく)
まず、個人的に信頼している業者様からネットで水苔500グラムを購入しました。
蘭に使用するのと同じように、ほぐして全体に霧吹きをして待ちます。
ところで、この水苔…
長い。
この長さなら、フウランなどの中空植えも楽に出来るんじゃないか…。これが500グラムで2000円しないとは流石です。
水苔が湿るのを待つ間、ヘゴ板を工作します。
今回使用したヘゴは、ホームセンターなどに売っている棒状のものです。それを適当な長さに切断し、画像のように穴を4つ開けて針金で縛り、あとは適当にグルグル巻きにしました。
そこに根元に水苔を巻いたチランジアを固定します。
今更ながら、この固定の方法は屋外管理において素晴らしいアイデアだと思います。
(詳しいやり方は、恐らく元祖であるぱんさ様のサイトぱんさのマイナー植物園/ワイルド?チランジアに書かれています)
不明種や、不明交配種、よく分からないカピタータまで全て固定されましたw
バックには分けていただいたケスネリア・マルモラータが佇んでます。
ストリクタ類やフックシー・グラシリスなど。
先日紹介した「ファシクラータxチアペンシス」は軽石植えにしてみました。やっぱりこいつは美種です。
自生地的自然藻類風アレンジ?
さて、春の成長期が楽しみです。
実は、まだまだ固定作業は終わらないんですけどね…
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