昨年は長期旅行で見れなかったフウランの花が満開です。
近くにいるだけで風に乗って香ってきます。ものすごく良い香りです。
去年見たかったのはこの銘なし株。今年は花序4本で花数もたっぷり。
植え方は水苔の内部にヘゴ棒を立ててその周りに水苔を適当に巻いただけです。ヘゴは別に不要です。ただ水苔の内部に空間がある方が通気が良くなって生長に良い影響があるようなので鉢底ネットなどを丸めて入れてもいいかもしれません。その方が安上がりだし。
ちなみに無肥料です。フウランには肥料は特に必要ではない。
こんな風にまっ逆さまに咲く品種もあります。金銀羅紗として買ったものです。
葉がまだ5枚くらいだし小さい株なので咲くと思っていませんでした(1枚目中央の株)。小型の品種なんでしょうかね。
香りだけでなくこの形も好きです。
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フウランはチランジアと同じ着生植物です。日本原産の植物なので気候が合っており、活き活きとした姿が楽しめます。
成長期にはご覧のように、根っこ伸び放題が普通です。
根は鑑賞の対象にもなります。先端の色の違いで、青根、泥根、ルビー根などに分けられているようですが、特に拘らないなら、どれでも満足できます。
これは香りが良いと言われているアマミフウランです。根の先は外に飛び出たり水苔に潜ったり色々です。まぁ好きにさせとくのが一番良い気がします。
フウランの根は基本的に空気に触れており、鉢植えでも空中に伸ばすことから、空気を好むと考えられます。ゆえに水苔で中空植えが最もよく生長するという考え方には説得力があります。
次々と花序を上げ始めました。フウランは何と言っても花の香りが最高であり、そのために育てていると言っても過言ではありません。フウランの花より「良い香り」がこの世に存在するでしょうか?いいえ、存在しません(勝手に断言)。香りは甘く、爽快で、ノスタルジック。
イベントなどに出向くと、つい色々な種類を買ってしまいますが、個人的に芸などは二の次です(斑入り植物にも興味がないし)。だから一定以上の価格の株を買う理由はありません。実際、全て一株1500円以下で購入したものです。
初夏に咲くので、そろそろ園芸店などに入荷すると思います。即売会などのイベントも開催されます。
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先週、山野草のイベントでこんなものを見つけた。
極小タイプの風蘭(富貴蘭)で「千載」という品種。実生品。豆葉で花は天咲きの梅弁らしい。天咲きは何となくわかるが、梅弁て何?w はっきりとした規定があるのかね。
とにかく超小型で花も変わっているそうなので面白そう。
まだ開花サイズにはなっていないようだが、本当に小指の先ほどもない。大きくなっても一株はこれの倍程度とか。
周りの株が巨大に見えるが、それは錯覚…。ギリギリ開花サイズ程度の株しかない。
画像にもあるが、値段はなんと900円。
画像の株は全て品種ものの富貴蘭で、見ての通り、それぞれ葉姿が違う。ちなみに全て一株1000蘭円換算で入手した。その中には「翡翠」や「金銀羅紗」も含まれている。
その金銀羅紗。
まだ開花サイズではないが、子株一つ付き。
風蘭の品種物は敷居が高い気がするけど、蘭系のイベントに出向くと意外と安く手に入ったりする。
花色も白だけでなく桃、黄、緑などがある。それに何といっても香りが素晴らしい。
日本の蘭なので滅多なことでは枯れない。気をつけるのは低温と強光くらいだろう。
多肉とかチランジアよりある意味強くて手がかからない、花の香りは最高、場所もとらない。言うことナシの風蘭。
まぁ、うちには10品種程度しかないし、こいつらを大株にしたいだけで、集める気はないんだけどね…。
去年の初夏に開花した普通の風蘭。最近、ちょっと貫禄が出てきた。
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