いつかのベランダ//植物に癒される前に、植物を癒してください(笑)
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    2009/11/14 (Sat) チランジア救済のためのチランジア栽培論

    *以下の記事は、真面目にチランジアを栽培したい人向けに書かれています。


    おすすめのチラサイト

     チランジアの栽培についての基礎的な知識が欲しい人は、以下のサイトを参照すると間違いないでしょう。基本的な栽培についてはmoeabletype ティランジア入手/栽培株の「ティランジア栽培法」や、ぱんさのマイナー植物園 ワイルド?チランジア -チランジア屋外栽培のすすめ-が共におすすめです。
     その他Tillandsia Worldの着生に関する情報は、親切に書かれているので着生にチャレンジしたい人は必見です。筆者も栽培を始めた頃参考にさせてもらい、未だに「着生のすすめ」の欄に書かれている方法でコルクに固定しています。 同サイトではチランジアを固定することの大切さについても書かれていますが、これは非常に大切なことだと思います。固定して着生させることは広い意味で安全で、あらゆる面で合理的です。それは「弐」の項で詳しく述べます。

    ★栽培方法やチランジアの特性などについては上記のサイトに十分に書かれていますので、以下、チランジア栽培にあたっての心構えについて考えていきたいと思います。


    壱、チランジア栽培はなぜ失敗するか

     ネット上でよく見受けられるチランジア栽培の失敗談は、栽培だけでなく失敗した理由すらも間違えていることが多いと思われます。その結果、再度チャレンジしても徐々に株が衰弱していき腐るかミイラになるという悪循環に陥ります。その原因は間違った知識を鵜呑みにしているか固定観念が問題であることが多いように思います。チランジアを固定することは大切ですが、栽培者の発想は固定したままではいけません。固定観念から脱するためには、まずチランジアが『普通の植物』であるということを肝に銘じたほうが良いでしょう。つまりチランジアをまともに栽培したければ、園芸についての少しの基礎知識が必要です。


    弐、まず無難に固定すべし

     多くの失敗は、考えすぎる、またはしなくてもいいことをすることで起きます。チランジアを固定して置き場を決めれば、それをしない間に起きるはずだった余計な失敗を回避できます。また、何らかの問題が起きた場合にも、失敗した原因を整理して考えることができます。なぜなら、前提として固定と置き場の決定があるので必然的に問題点が限られてくるからです。

     チランジアを固定することは自生の状態に近づけることでもありTillandsia Worldにもあるように、チランジアにとって良いことなのは明らかです。チランジアの固定及び着生(または鉢植え仕立て)は、観葉植物などを優れた培養土に植えたのと同じと考えましょう。(こちらもどうぞ→カテゴリ:固定・着生の効果

     チランジアに起きる問題は、他の植物と比べて単純であることが多いです。なぜなら、根、即ち土中の問題がないからです。つまり、基本さえ守っていれば栽培はその他の一般的な植物よりも簡単であると言えます。

    ★多くのチランジアはコルク付け(ザルでも木片でも何でもいいですが)で問題なく生長します。その方法で失敗するならどうやっても上手くいかないと考えることから出発すると混乱せずに済みます。チランジアに関しては、栽培を下手にするための誘惑(情報)が異常に多い。


    参、室内での管理
     
     チランジアの栽培は屋外栽培を基本に考えるべきです。しかし上手に管理すれば、室内基本でも育てることができます。室内栽培の方法は、ぱんささんのサイトとの矛盾点の比較によって、より良い栽培に結びつきます。ぱんささんの屋外栽培法を中心とした考察は明瞭かつ的確です。ぱんさのマイナー植物園 ワイルド?チランジア -チランジア屋外栽培のすすめ-では、屋外管理の利点が多数挙げられています。室内で管理する場合にはその利点がなくなるので屋外と同じ管理では失敗しやすくなります。そこで、室内の環境をチランジアにとって良いものにしていくことが必要です。

    ★風と水分

    ※ここでは昼間十分明るく(室内なら日照1時間以上の窓際等)かつ気温15度~30度の範囲内の場所を基本とします。

     チランジア栽培における室内管理で最も問題となりやすいのは風通しだと思われます。年中窓が開いていればいいのですが、そうはいきません。そこで簡単に出来る方法として、筆者のオススメは扇風機の稼動を基本にすることです(特に水やり後~朝)。チランジアに微々風が当たる程度で良いでしょう。ただし、夏は室温そのものが上がりすぎるので無理です。

     風の問題が解決したら次に湿度です。上の条件を満たし、昼間に適度に乾燥、夜に湿潤を繰り返せば、大抵の普及種は健康になるでしょう。チランジアの周囲の湿度を上げるには、当ブログのこのページのような方法か、保水性のあるコンポストに植える、または小まめに軽く霧吹きするなどの方法でチランジアの健康を維持します。要は夜、風のある場所で水分を与える。与える水の量は他の植物と同じく種類・状態・環境によって大きく変わってくるので、よく観察して調整するしかありません。

     また理想的には、毎晩軽く霧吹きすることを基本にし、それとは別に株が過乾燥気味になる前に水やりすることだと思います。
     チランジアの栽培は、他の植物より夜の環境がより重要になってくると思われます。チランジアは、夜上手く活動できないと全般的な生理的活動に支障をきたすと筆者は考えています。それが続くことで問題がおきやすくなるのではないか、ということです。


    まとめ
     以上のように、間違った栽培法を払拭し固定観念から抜け出すことさえ出来れば栽培は簡単です。チランジアは普通の植物なのです。また、コルクなどへの固定や鉢植え仕立てにした上で良い置き場を探すことが栽培技術の向上に繋がります。そして室内では夜から朝にかけて、風のある場所で適切な水分を与えることが基本です。
     以上のことが守られれば、かなりの数のチランジアが救われることでしょう。インテリア化されているチランジアであっても、条件さえ守られていれば健康的に生長するはずです。
     その他、品種別の好む環境及び管理については、他サイトなどを参考にして下さい。

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